7月23日に予定のコンサートも来年に延期

新型コロナウィルス感染症における当協会の対応のお知らせ

4月のコンサートに次いで7月23日に開催予定をしておりましたコンサート〜海の歌〜も新型コロナウィルス感染症の影響で開催を来年7月に延期することに致しました。当協会は京都のあちこちのホールでコンサートを年間5回実施してまいりましたが、一昨年は豪雨により、昨年は台風により、また今年は新型コロナウィルス感染拡大のため止む無く延期をすることとなりました。こんなに頻繁に延期公演をする事態になるのは創設以来(来年で創設30年)経験したことのない状況です。今年はまだ10月、12月にもコンサートを開催の予定ですが、新型コロナウィルス感染症の収束を期待しながらも、只今のところ保留にしております。開催の目処が立ちましたら直ちにこのホームページのコンサートやニュース欄でお知らせ致します。一年遅れの延期公演となった出演者たちは、それまで曲の掘り下げに時間を費やし、より一層納得のいく演奏を目指して励んでまいります。

コンサート再開の折にはまた皆様方のご来場を心からお待ち申し上げます。

 

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京都フランス歌曲協会 2020年4月11日の春のコンサートは2021年4月に延期いたします。

20.4.11延期報告このほど延期公演の日程が決まりました。

歌で巡るフランスの旅・世界の旅

日時:2021年4月3日(土)17時開演

会場:京都・青山音楽記念館 バロックザール

 1年間の延期となりましたが、同会場、同メンバー、同プログラムで開催する運びとなりました。また近くなりましたら改めて詳細をこの欄でお知らせいたします。

入場料:一般 3,000円、前売り 2,700円、学生・クラブフランス会員 2,500円インターネット割安チケットあり(一般 2,700円、学生・クラブフランス会員 2,000円)

このコンサートはフランスと主に地中海に面した様々な国の民謡で幕を開けます。フランスのオーベルニュ地方からブルターニュ地方、バスク地方、ブルゴーニュ地方へとその土地ならではの音楽に耳を傾けながら旅を楽しんでいただきます。2部ではフランスを越えて主に地中海に面した世界の国々へと旅は広がります。民謡を基にしていますが大作曲家たちがアレンジ(特にピアノパートに工夫がなされている)を加え歌曲の域にまで昇華させた名曲の数々です。昨年度後半は少しマニアックなプログラムが続きましたので今回は肩の力を抜いて楽しいコンサートを心がけました。

 

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29日のレクチャーコンサートは予定通り開催いたします。

新型コロナウイルス騒ぎで落ち着かない毎日ですが、アンスティチュ・フランセ関西は29日も平常通り運営されます。当協会は会館が閉館されない限りコンサートを開催するつもりでおります。従ってレクチャーコンサートは予定通り開催いたします。ご来場予定の皆様は道中お気をつけてお越しくださいませ。

Baudelaire et la mélodie française

  〜ボードレールと歌曲〜

日時:2020年2月29日(土)17時開演                      会場:アンスティチュ・フランセ関西=京都 稲畑ホール

入場料:一般2,500円、前売り2,000円、学生 クラブフランス会員1,500円       インターネット割安チケットあり(一般2,000円、学生 クラブフランス会員1,000円)

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今回は延期公演のご案内をさせていただきます。2019年10月12日に開催予定をしていましたレクチャーコンサートが大型台風の影響で中止になりましたが、幸い同メンバー、同会場で延期公演をすることが可能となりました。

ボードレールの詩には多くの作曲家が歌曲にしています。その数知れない歌曲の中から今回は 1. 動物アレゴリー作品 : ショーソンやセヴラック、ソゲの作品「アホウ鳥」「梟」「猫」2. ドビュッシーとヴィエルヌによる名作:「噴水」「瞑想」 3. 憂鬱で不気味な作品群:ダンデイの「愛の神と髑髏」カプレの「ひび割れた鐘」 4. 彼方への憧れ:デユパルク「旅への誘い」「前世」等を取り上げます。今回のレクチャーでは同じ詩に別の作曲家が歌曲にしている曲を聴き比べることを新機軸にしています。セヴラックとヴィエルヌの「梟」、ドビュッシーとヴィエルヌの「瞑想」、デユパルクとシャブリエの「旅への誘い」との比較はそれぞれの捉え方が非常に興味をそそります。シャブリエの「旅への誘い」では珍しいファゴットとのアンサンブルになっています。高低差の激しい歌の旋律にファゴットが通奏低音のように静かに鳴り響いているのは詩人の憂鬱を表しているのか、、、想像を掻き立てられます。

インターネットチケットの申し込みは終了しました。

 

 

 

 

 

 

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Matinée musicale

サロンコンサート

今年も恒例の会員有志によるコンサートを行います。希望の会員は全員出演できるコンサートですが、期せずして大変立派なプログラムが出来上がりました。当協会企画の本来のコンサートとはまた違って、会員の日頃の精進ぶりが見られる良い機会です。入会希望の方や一般の方々も無料で入場できますのでお気軽にご来場くださいませ。

日時:2020年2月11日(火・祝)13時開演

会場:京都市北文化会館 創造活動室

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京都フランス歌曲協会 クリスマス前の冬のコンサート

Incantation et Mystère 呪文と神秘

 〜ジョリヴェとメシアン〜

日時:2019年12月7日(土)18:00開演(17:30開場)

開場:京都文化博物館 別館ホール

入場料:一般 3,000円、前売り 2,700円、学生・クラブフランス会員 2,500円インターネット割安チケットあり(一般 2,700円、学生・クラブフランス会員 2,000円)

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ジョリヴェとメシアンは共に20世紀を代表する同世代の作曲家で、「若きフランス」というグループを結成しました。1920年代の新古典主義に反発して、音楽の中に宗教的・呪文的な要素を取り戻そうとします。コンサートではジョリヴェの呪文的要素の色濃い音楽から徐々にメシアンの宗教的音楽へと移行していき、いつの間にかメシアンの壮大な宗教的雰囲気に包まれていきます。クリスマスも近い夕べ、このような音楽に浸る一時をお楽しみいただければ幸いです。

今年はこれを持ちまして当協会のコンサートを終了いたします。来年もまたま皆様にお楽しみいただけるよう様々なプログラムを企画しております。ご来場を心からお待ちいたしております。

インターネットチケット申し込みは終了しました。

 

 

 

 

 

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 レクチャーコンサート:大型台風19号接近のため中止

Baudelaire et la mélodie française

  〜ボードレールと歌曲〜

日時:2019年10月12日(土)17時開演                      会場:アンスティチュ・フランセ関西=京都 稲畑ホール

入場料:一般2,500円、前売り2,000円、学生 クラブフランス会員1,500円       インターネット割安チケットあり(一般2,000円、学生 クラブフランス会員1,000円)

京仏レクチャー2019

大型台風19号の影響で関西も猛烈な暴風雨に見舞われるとの予報が出ましたので、大事をとって前日の夜に中止する決断をいたしました。当日の早朝アンスティチュ・フランセ関西=京都も閉館となりました。このレクチャーコンサートは一旦中止としますが、必ず延期公演を行う予定でおります。その節はまた是非ご来場いただきますようお願い申し上げます。延期公演につきましては準備が整い次第このHPでお知らせいたします。この度は誠に残念ながらこのような状況になってしまいましたこと悪しからずご了承下さいませ。

 

 

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京都フランス歌曲協会 夏のコンサート

L’offrande lyrique  歌の捧げもの

〜デユパルクとクラース〜

日時:2019年7月6日(土)18:00開演 (17:30開場)

会場:京都文化博物館 別館ホール

入場料:一般3,000円、前売り2,700円、学生・クラブフランス会員2,500円 インターネット割安チケットあり(一般2,700円、学生・クラブフランス会員2,000円)

19.7.6

アンリ・デュパルク (1848-1933) といえばフランス歌曲の大御所。フランス歌曲の愛好者でデュパルクの名を知らぬ人はありませんが、自己に厳しい完全主義者だったこと、強迫神経症を病んだことから、その作品の数はごく限られています。そのデュパルクの唯一の弟子がジャン・クラース (1879-1932) 。クラースは海軍軍人を本職としながら、デュパルクに学びつつ作曲を続けました。晩年のデュパルクは病のため自宅にこもりがちで、楽壇からは身を退いていましたが、クラースを「魂の息子」と呼んで惜しみなく助言を与えました。一方、クラースは、軍務に精励するかたわら、駆逐艦や戦艦の船室で作曲の筆を執り、歌劇や管弦楽曲を含む充実した作品群を残しました。両者の間に四半世紀にわたって交わされた書簡は、クラースはもちろん、デュパルクを理解するうえでも貴重な資料となっています。そこで今回のコンサートでは、この二人の作品を併せて取り上げます。ボードレールの詩で歌曲《旅への誘い》を書き、海の彼方に《前世》を幻視したデュパルク、自ら船乗りとなって海に乗り出し、オマル・ハイヤームやタゴールの詩に曲をつけたクラース。音楽への愛によって結ばれながらも対照的な道を歩んだ、この「魂の父子」の作品をお聴きください。

 

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京都フランス歌曲協会 春のコンサート

Quand les chants racontent une histoire

歌曲の織りなす物語の世界

日時:2019年5月17日(金)18:30開演

会場:京都文化博物館 別館ホール

入場料:一般3,000円、前売り2,700円、学生・クラブフランス会員2,500円 インターネット割安チケットあり(一般2,700円、学生・クラブフランス会員2,000円)

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2019年度は〜歌曲の織りなす物語の世界〜で幕を開けます。このコンサートでは物語性のある歌曲の数々をお聴きいただく趣向です。シェクスピアの<ハムレット>の許嫁オフェーリアの悲劇や「君よ知るや南の国」でよく知られているゲーテの<ミニヨンの歌>、シャルル・ペローの童話からの「眠りの森の美女」中国詩のフランス語版等元は外国の物語のものが多くあります。加えてユゴー、ゴーチェ、ドーデ、ヴェルレーヌといったフランス屈指の詩人たちによる物語を紡ぐ歌曲の数々、いずれもドラマティックな上に美しい描写が聴きどころの名曲ばかりです。物語の場面を想像しながらお聴き頂けると幸いです。

今年度も皆様のご来場を心よりお待ち致しております。

インターネットチケット販売は終了しました。

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京都フランス歌曲協会 延期公演(昨年7月に豪雨のため中止となったコンサートの)

影と沈黙と・・・D’ombre et de silence

〜ルーセル、オネゲル、デュティユー〜

日時2019年3月29日(金)18時30分開演(開場18時00分)

会場青山音楽記念館 バロックザール

入場料:一般3,000円、前売り2,700円、学生・クラブフランス会員2,500円 インターネット割安チケットあり(一般2,700円、学生・クラブフランス会員2,000円)

京仏19.3.29

2018年7月7日に豪雨のため取り止めとなったコンサートの延期公演です。幸い同じプログラム、同じメンバー、同じ会場で催せることとなりました。7月にご来場を予定していただいていたお客様は是非お越しいただきたく存じます。またプログラムにご興味のある方々はこの機会にご来場願えれば幸いです。

このコンサートでは、ルーセル、オネゲル、デュティユーの作品をセットで扱うことで、20世紀フランス音楽の流れのひとつをたどります。

デュティユーは現代のフランスを代表する大作曲家ですが、その音楽史的な位置づけはなかなか難しいとされています。また、デュティユーは主に器楽曲の作曲家として知られており、歌曲が取り上げられる機会はあまりありません。けれど、デュティユーはルーセルやオネゲルの影響下に出発した作曲家であります。そこでこれら三者の作品を組み合わせることで、デュティユーの音楽史的な位置づけ――新古典主義とのつながり――も見えてくると思われます。また、精緻ながらいくぶん渋いデュティユーの声楽曲は、プーランクやメシアンよりも、むしろルーセルやオネゲルと並べることで、その特色と魅力が明らかになるでしょう。本コンサートでは、この三人の作曲家の歌曲を取り上げるとともに、この三人の共通項としてフルートのための作品を取り上げ、デュティユーのピアノ曲をオネゲルのピアノ曲の延長線上に位置づけます。コンサートのタイトルである「影と沈黙と…」は、デュティユーのピアノ独奏曲のタイトルでもあります。

他ではあまり聴く機会の少ない三人の作曲家の名曲をお楽しみいただければ幸いです。是非会場にお運びくださいませ。

インターネットチケット販売は終了しました。

 

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サロンコンサート Matinée musicale

フランス歌曲とアリア、ピアノの名曲による

恒例の会員有志によるコンサートです。会員であれば希望者は全員出演できるコンサートです。今年は出演者数は昨年ほど多くありませんが、曲目はバラエティーに富み興味深いプログラムとなりました。会員の生の演奏や様子が見られる良い機会です。入会希望の方や一般の方々も無料で入場できますので、お気軽にご来場くださいませ。

日時:2019年2月11日(月・祝)13時開演 

会場:京都市北文化会館 創造活動室

京仏 サロン2019

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