コンサート 消え去らぬ薫り   終了しました

詩人と歌曲 その3 〜ルコント・ド・リール〜

日時:2015年7月4日(土)18時開演             15.7.4          会場:京都文化博物館別館ホールル         入場料:一般 3,000円、前売2,700円        学生、クラブ・フランセ会員2500円         インターネット割安チケットありり        (一般2500円、学生、クラブ・フランセ会員2,000円)

詩人と歌曲その1ヴィクトル・ユゴー、その2ゴーチエ・ミュッセに続いて今回はその3として、ルコント・ド・リールの詩を取り上げます。彼の詩にも多くの作曲家が歌曲にしています。中でもフォーレ、ショーソン、ドビュッシー、デュパルクの歌曲は皆さんもお聴きになったことがあるかと思います。ここではそれらの名曲に加えて、あまり知られてないけれど是非お聴きいただきたい曲を選びました。ルーセルの「アナクレオン風オード」やケクランのヴィラネル、女声コーラスとソロによる「月の光」(おそらく本邦初演)、それにピアノ連弾曲フランクの「アイオリスの人々」がそれにあたります。      最後は3人のソリストとコーラスによるアーンの「ラテン・エチュード」、「ラテン礼讃」とも訳され、中の数曲の美しいソロ曲はよく歌われますが、コンサートでの全曲演奏は珍しいと思われます。詳しい内容は当日お渡しします解説と歌詞対訳冊子をご覧になってください。ルコント・ド・リールという詩人とその歌曲に興味を持っていただければ幸いです。

生憎の雨の中ご来場くださったお客様方有難うございました。一人の詩人の詩につけられた歌曲がこんなにもバラエティに富んでいることをお楽しみいただけたでしょうか?

この<詩人と歌曲>シリーズ、次はどの詩人を取り上げるかただいま検討中です。決まり次第このホームページでお知らせしますので次回にご期待ください。

 

美山 節子

美山 節子 の紹介

京都市立音楽短期大学(現、京都市立芸術大学音楽学部)卒業。同専攻科修了。私学福祉給費生としてパリに留学。リサイタルや演奏会において主にフランス歌曲を中心に演奏活動を行う。また宗教曲のソリストとしても活躍。2005年よりトウール国際フランス歌曲センター「アカデミー・フランシス・プーランク」のマスタークラスに度々参加しフランス歌曲の研鑽を積む。CDブック『歌うボードレール』(同朋舎)、訳書『フランス歌曲の珠玉』(春秋社)、『初めての発声法』(音楽の友社)、他に『歌い手のためのフランス歌曲発音法』等刊行。元大阪芸術大学演奏学科及び同大学院教授(声楽)。日本フォーレ協会、日本演奏家連盟各会員。当協会代表として企画運営にあたる。
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