フランス歌曲の流れを辿る 全8回
〜ベルリオーズからメシアンまで〜
第8回 メシアンとその周辺
日時:2024年10月14日(日)14時開演 13時30分開場
会場:京都府民ホール アルティ
入場料:一般3,000円、前売り2,700円、学生2,500円、インターネット割安料金一般2,700円、学生2,000円
設立30周年記念コンサート フランス歌曲の流れを辿る もいよいよ第8回目(最終回)を迎えます。メシアンとその周辺の作曲家ジョリヴェ、エマニュエル、デュティユー、トゥルヌミールの作品を存分にお聴きいただきます。ピアノ曲ではメシアンとメシアンの師であるモーリス・エマニュエルとシャッルル・トゥルヌミールの曲を併せて取り上げます。エマニュエルはパリ音楽院で音楽史を講じつつ、さまざまな旋法に基づく音楽の可能性を探求し、トゥルヌミールはオルガニストとして活躍するかたわら宗教的・神秘主義的な作品を多数残しました。エマニュエルの《インド旋法によるソナチネ》とメシアンの《前奏曲》第8番、トゥルヌミールの《父なる神についての瞑想》とメシアンの《父のまなざし》を続けて聴くことで、フランス近代音楽からメシアンへと至る密かな系譜が見えてくるはずです。尚、ピアノ独奏については、この分野に造詣の深いピアニスト大谷正和、法貴彩子の両氏をゲストにお迎えすることになりました。 さて歌曲ではメシアンの大歌曲集『ハラヴィ』『ミのための詩』『天と地の歌』を抜粋ではありますが三つ揃えて演奏します。メシアンの壮大な愛の世界に浸っていただければ幸いです。またジョリヴェ、エマニュエル、デュティユーの歌曲はあまり演奏されませんが、非常に味わい深くこの時代にあって、正にフランス歌曲の真髄とも言える作品ばかりで聴き応えがあります。 シリーズ最終回への皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。
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