尾川雅美 について
京都市少年合唱団にて音楽のいろはを学ぶ。神戸山手女子短期大学音楽科で声楽を志賀泰子、畑中良輔の各師に師事。神戸オペラ協会にて研修。「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル、「フィガロの結婚」のバルバリーナ、「天国と地獄」のメルクール、「魔笛」の童子、「祝い歌が流れる夜に」のキヨ、「脳死を越えて」の看護婦役等を演じる。その後、ベルギーのバロック講習会にてバロック唱歌法とバロックダンスを学び、現地でモニクザネッティの指導の下、ブクステフーデのカンタータのソロを務める。帰国後、カンプラのフランスカンタータ等を演奏。2013年軽井沢大賀ホールでのリサイタルにて、夫、林楷人氏の作品「破調の試み」を演じ、好評を博す。2023年再び渡欧、フランスの夏期アカデミーに参加。現在、長野県小諸養護学校勤務。